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SDSを用いたタンパク質の抽出について トピック削除
No.1472-TOPIC - 2008/07/02 (水) 14:15:36 - uri
いつも拝見させていただいています。
現在、イオン交換カラムを用いてタンパク質の精製を行おうと考えています。カラム精製前のタンパク質可溶化の場合、8M尿素や6Mグアニジン塩酸塩等がよく用いられていると思いますが、5%SDSを用いることはできるのでしょうか?
(今扱っているタンパク質は5%SDSで抽出すると非常にきれいに抽出できるのですが、8M尿素等では他のタンパクも抽出されてしまいます。)
SDSを用いることができない理由や短所等(例えば:タンパク質への吸着が強く後で分離できなくなる。クロマトの分離能が低下する。)についてご存じの方がおられましたら、ご教授下さい。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.1472-8 - 2008/07/04 (金) 11:21:42 - uri
精製担当者 さん ありがとうございます。
やはりSDSはイオン交換カラム精製に不向きみたいですね。
非イオン性界面活性剤で検討します。

(無題) 削除/引用
No.1472-7 - 2008/07/02 (水) 22:14:25 - 精製担当者
原理から考えてイオン交換カラムクロマトと5%SDSは合わないように思います。SDSはマイナス荷電してますし、それが蛋白質にべたべたくっつているわけで、ほとんどの蛋白質は分子全体として一様にマイナス荷電したような状態でしょうからあまりいい事はないような気がするのですが。それにSDS自身も担体にイオン的にくっ付いてしまうかもしれないし。荷電のない非イオン性の界面活性剤ならば問題ないと思いますが。

(無題) 削除/引用
No.1472-6 - 2008/07/02 (水) 21:27:30 - uri
う〜んとさん よっしー さん ありがとうございます。
硫酸基があると他の界面活性剤とは異なる挙動になるんですね。基本的なことかもしれませんが大変勉強になりました。
中性の界面活性剤をベースに再度検討してみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.1472-5 - 2008/07/02 (水) 17:39:40 - う〜んと
SDSには硫酸基があるから、他の中性の界面活性剤と同列には扱いません。

(無題) 削除/引用
No.1472-4 - 2008/07/02 (水) 17:26:56 - よっしー
私は,非イオン性の界面活性剤(Trion-X100やSB3-14など)や1-2Mウレア
などを使って,イオン交換クロマトグラフィーで精製しています.

また,SDS-PAGEやnative-PAGE後ゲルを切り出してタンパクを抽出
したりもしています.量は採れませんが・・・.

(無題) 削除/引用
No.1472-3 - 2008/07/02 (水) 17:20:00 - uri
早速のご意見ありがとうございます。

<<イオン交換カラムにSDSなんか負荷したら、なにも分離できないのでは?
<<樹脂にNaイオンか、DSイオンが吸着してしまって、目的のタンパク質が吸着<<する余地がなくなってしまうと思います。

基本的に界面活性剤をカラムインジェクション用の可溶化液にもちいること自体不適切ということでしょうか?8M尿素や6Mグアニジン塩酸塩以外で使われている可溶化液はどんなものがあるのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1472-2 - 2008/07/02 (水) 16:43:07 - L
イオン交換カラムにSDSなんか負荷したら、なにも分離できないのでは?
樹脂にNaイオンか、DSイオンが吸着してしまって、目的のタンパク質が吸着する余地がなくなってしまうと思います。

SDSを用いたタンパク質の抽出について 削除/引用
No.1472-1 - 2008/07/02 (水) 14:15:36 - uri
いつも拝見させていただいています。
現在、イオン交換カラムを用いてタンパク質の精製を行おうと考えています。カラム精製前のタンパク質可溶化の場合、8M尿素や6Mグアニジン塩酸塩等がよく用いられていると思いますが、5%SDSを用いることはできるのでしょうか?
(今扱っているタンパク質は5%SDSで抽出すると非常にきれいに抽出できるのですが、8M尿素等では他のタンパクも抽出されてしまいます。)
SDSを用いることができない理由や短所等(例えば:タンパク質への吸着が強く後で分離できなくなる。クロマトの分離能が低下する。)についてご存じの方がおられましたら、ご教授下さい。

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