どのくらいの効率のものを必要としているかによると思います。例えば、精製済みの環状プラスミドをトランスフォーメーションして増やそうという場合、そんなに高い効率はいりません。確かに、高効率のものがあればオールマイティーに使えるのですが。
購入すると価格的に高いのでということで、例えば実習とかサブクローニングとかに使うだけでしたら別に18℃で何日もかけなくてもそこそこのコンピは作製できます。とにかく高効率なコンピを作製して、すべてを自前でやるんだということであれば、やはり低温培養をお勧めします。
ちなみに私は学部生が37℃培養で作製したコンピがたくさんあるので、プラスミドの増幅なんかにはこちらを使い、フラグメントのクローニングには高効率な購入品を使っています。買った方が早いという考え方もあります。 |
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