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恒常型 vs 誘導型 どっちが大事?? トピック削除
No.1464-TOPIC - 2008/07/01 (火) 12:32:13 - 修士2年
いつもお世話になっております。

最近、ふと疑問に感じたことがあります。

たとえばsequentialな反応があったとします。

あるサイトカインAの産生には、その上流に位置するBという分子Bが必要である。
無視激下ではBというタンパクはその発現量がその上流に位置する転写制御因子Cというタンパクにより抑えられています。

ここで、ある刺激があるとします。
そうすると転写制御因子CによりBの遺伝子発現が増大し、それによりタンパクBが作られます。

そうするとサイトカインAの産生が起こり始めます。

よくある話ですよね?

ここで疑問に感じます。

本当に、「誘導」されたタンパクBが大事なのか、それとも検出限界以下ではあるが「恒常的に」発現しているBが大事なのか。。

圧倒的に誘導される遺伝子発現なので、誘導されたBが大事なんだとは想像するに容易いですが。

しかし、これを上手く証明する方法はどういったものがあるのでしょうか??

恒常的なBではなく誘導型のBが大事だと証明するには、転写阻害剤などの「非特異的な」薬剤を使ってどちらが大事かは言えるかなーとは素人的に思ったりします。
しかしこの場合、阻害剤が100%阻害していることを条件としますが。


どうか、皆様のお知恵をお貸しいただけますでしょうか。
宜しくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.1464-7 - 2008/07/05 (土) 12:38:14 - おお
しつこいようですが、産生されるサイトカインAが一番大事、あるいはサイトカインAが産生されることが大事と考えられる実験もあるとおもいます。

(無題) 削除/引用
No.1464-6 - 2008/07/05 (土) 11:39:22 - おお

> 本当に、「誘導」されたタンパクBが大事なのか、それとも検出限界以下ではあるが「恒常的に」発現しているBが大事なのか。。


何に対して大事なのでしょうか、、、、
恒常的発現しているBと、誘導されたBが生化学的に同一であれば、どっちでもいいわけですし、しいていえば恒常的な発現量では下流にシグナルが伝えられないわけですから、誘導された物が必要ということになります。
生化学てきに違う可能性があるならそれを追及するしかないですね。たまに誘導されて発現する遺伝子はプロモーターのusageがことなりアミノ酸のスタート位置が違ったり、スプライシングパターンが変わったりというのはあります。
KOを使うというのはいいアイデアと私も思います。

いずれにせよ大事という視点で変わってくると思います。例えば恒常的な発現をしているBがその他のシグナル伝達をしている可能性があるなら、そういう視点では大事でしょう。

(無題) 削除/引用
No.1464-5 - 2008/07/01 (火) 14:48:50 - ##
二つ疑問点があります。
1.恒常的に発現しているBが大事かもしれないとする根拠はどういったものでしょうか?

2.恒常的に発現されたBタンパク質と、Cにより制御されているBタンパク質では何か機能的に、構造的に違いがあるのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.1464-4 - 2008/07/01 (火) 13:46:37 - DC
BのKOマウスから細胞を取ってきて、外部からBをOver expressionさせる事でその疑問は解決するのでは?
Primaryな細胞なので、一般的なトランスフェクションは難しいですが、レトロやエレクトロポレーションを使えば何とかなるかと。

阻害剤やRNAiで抑えるのも手ですが、我々のような分野では「発現量がゼロ」という事を証明するのが難しい以上、検出限界以下の発現量ではなく、発現していない、という状態を作り出すのは困難でしょう。従ってKOマウスを使うしかないかと思いますが、みなさんのお考えはいかかでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1464-3 - 2008/07/01 (火) 12:49:08 - ats
「大事」というのは曖昧すぎる感情的な表現で、答えようがないでしょう。
「誘導されたBは、恒常的に発現しているBと比較して、Xに影響を及ぼす現象Yに対して、影響(変化)が大きい」という定義とすれば、X,Yによって答えが異なるでしょう。

恒常型 vs 誘導型 どっちが大事?? 削除/引用
No.1464-1 - 2008/07/01 (火) 12:32:13 - 修士2年
いつもお世話になっております。

最近、ふと疑問に感じたことがあります。

たとえばsequentialな反応があったとします。

あるサイトカインAの産生には、その上流に位置するBという分子Bが必要である。
無視激下ではBというタンパクはその発現量がその上流に位置する転写制御因子Cというタンパクにより抑えられています。

ここで、ある刺激があるとします。
そうすると転写制御因子CによりBの遺伝子発現が増大し、それによりタンパクBが作られます。

そうするとサイトカインAの産生が起こり始めます。

よくある話ですよね?

ここで疑問に感じます。

本当に、「誘導」されたタンパクBが大事なのか、それとも検出限界以下ではあるが「恒常的に」発現しているBが大事なのか。。

圧倒的に誘導される遺伝子発現なので、誘導されたBが大事なんだとは想像するに容易いですが。

しかし、これを上手く証明する方法はどういったものがあるのでしょうか??

恒常的なBではなく誘導型のBが大事だと証明するには、転写阻害剤などの「非特異的な」薬剤を使ってどちらが大事かは言えるかなーとは素人的に思ったりします。
しかしこの場合、阻害剤が100%阻害していることを条件としますが。


どうか、皆様のお知恵をお貸しいただけますでしょうか。
宜しくお願い致します。

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