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抗生物質の消費(?)速度 トピック削除
No.1461-TOPIC - 2008/07/01 (火) 09:39:42 - L
大腸菌を形質転換させた後、適当な抗生物質で選択をかけますが、
その抗生物質はどれくらいの速度で消費されるのでしょうか?

定量化するのもなかなか難しいと思うのですが、(そもそもどうやって定量するのか)
例えば、OD600=1.0の菌数で、液体培地中のどれくらいの抗生物質がどれくらいの期間で消費されるとか、
1x10^8 cfu のコンピテントセルが平板培地中(上)の抗生物質をどれくらいの期間で消費するとか
そういったデータがあれば、
「培地での保存期間は?」といった疑問もなくなっていくのではと思うのですが…

ご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?
 
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(無題) 削除/引用
No.1461-5 - 2008/07/01 (火) 10:43:05 - ?
>長く培養していると、耐性の無いサテライトコロニーがでてきます
産生されたβ-ラクタマーゼ(耐性遺伝子にコードされたタンパク)がコロニーの周りに出てくるためでは?

(無題) 削除/引用
No.1461-4 - 2008/07/01 (火) 10:30:40 - 中年
アンピシリンの場合は、液培ならあっという間でしょう。

不安定なプラスミドをもつ菌がアンピシリン選択下で生育しつづけられるのは、β-ラクタマーゼを分泌して培地中のアンピシリンが分解されるまでの間に限られることとなります。(中略)1 ml当たり50μgのアンピシリンを含む培地中における典型的なpBR322系プラスミド増殖の場合では、培養液がわずかに混濁した時点 (1 ml当たり約10^7個) で、この状態に達します。

http://www.cosmobio.co.jp/technical/tech_NVG_20040518/tech_NVG-5-C_20040518.asp

また、4℃に置いた大腸菌はほとんど増殖しませんから、選択の有無は関係ありません。4℃でどのくらい保存できるかという議論はこれとは別の問題でしょう。

(無題) 削除/引用
No.1461-3 - 2008/07/01 (火) 10:03:11 - L
>乾燥や餌切れ、ベクターの組換えなどが理由になると思います。
それもあると思います。
37℃で(平板培地の保存は冷蔵なので、条件は違って来ますが)長く培養していると、
耐性の無いサテライトコロニーがでてきますので、
抗生物質の減耗も保存条件に入ってくる、と思ったのですが、
見当違いでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1461-2 - 2008/07/01 (火) 09:56:50 - ~
>「培地での保存期間は?」
別に、抗生物質がなくなるから、大腸菌を液体培地中または寒天培地上で保存できなくなるわけではなく、
乾燥や餌切れ、ベクターの組換えなどが理由になると思います。

抗生物質の消費(?)速度 削除/引用
No.1461-1 - 2008/07/01 (火) 09:39:42 - L
大腸菌を形質転換させた後、適当な抗生物質で選択をかけますが、
その抗生物質はどれくらいの速度で消費されるのでしょうか?

定量化するのもなかなか難しいと思うのですが、(そもそもどうやって定量するのか)
例えば、OD600=1.0の菌数で、液体培地中のどれくらいの抗生物質がどれくらいの期間で消費されるとか、
1x10^8 cfu のコンピテントセルが平板培地中(上)の抗生物質をどれくらいの期間で消費するとか
そういったデータがあれば、
「培地での保存期間は?」といった疑問もなくなっていくのではと思うのですが…

ご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?

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