smallRNA解析初心者です。
羊土社のプロトコール本やを参考に実験を始めましたがノーザンの結果がきれいにでていません。
RNAは電気泳動と吸光度測定によって十分量単離できていると思います。またハイブリ以降DIG検出システムを用いているのですが、totalRNAのノーザンでも同じ方法行ってうまくいっているので問題ないかと思います。
今転写かプローブどちらかに問題があると思うのですが、
本人としましては転写が不十分かもしれないと感じているため
まずは転写条件について教えていただけたらと思いここに書かせていただきました。
分離は〜30μg/laneのRNAサンプルを15%アクリルアミド(6M Urea)ゲルを1xTBEで泳動しています。
その後TBEバッファーで軽く洗浄したゲルを転写しています。
これまでに試したものはセミドライ式のブロッティング装置を用いてゲルと同じ大きさに切ったろ紙とメンブレンを0.5xTBEバッファーで浸し100mA,1h(冷室)といった条件での転写、または0.25xTBEバッファーで200mA,1h(冷室)、またキッチンペーパーを積み上げる一般的なキャピラリー方式でも20xSSCをもちいて4h(室温)してみました。これらの方法はどれも本に載っていたりウェブサイトにのっていたりしたものを参考にさせていただいたものなのですが
転写後のゲルをEtBr染色してチェックすると100bp程度以上の低分子の中でも大きいサイズのバンドがまだゲルに残っているのがはっきりとみえます。
実際に見たいサイズは20〜30merの大きさでそのあたりにはバンドが見えないからいいのかなと思っていたのですが、実際やっていらっしゃる方にお聞きしたいのですが、そんなものなのでしょうか?
低分子RNAのブロッティング時には長くやりすぎるとよくないといろいろなところに書いてあるのを読みましたがそれは分解してしまうからですか?それとも低分子すぎてメンブレンを通過(核酸でそんなことがあるかはわかりませんが)とかしてしまうからですか?
通常のノーザンとsmallRNAのノーザンとで同じ感覚で操作してはいけない点などがあるのでしょうか。
皆さんがきれいな結果を出すためにどのような点に気をつかっていらっしゃるのか、上の条件の気になる点などがありましたら
どうかご教授ください。 |
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