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昆虫細胞-バキュロウイルス トランスフェクション トピック削除
No.1450-TOPIC - 2008/06/29 (日) 08:17:19 - SF21
昆虫細胞、超初心者です。分からないことばかりで申し訳ありませんが、どれか1つでも回答いただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。

@バキュロウイルスでのトランスフェクションに向けて、昆虫細胞を培養しているのですが、T25フラスコやT75フラスコに付着させますと、なかなか剥れずに困っています。そこで、トリプシン-EDTA処理をしてみようかと思ったのですが、昆虫細胞は28度の培養なのに37℃でトリプシン処理していまっても良いのでしょうか?

Aキアゲンのマキシキットでプラスミド精製・抽出、分注して冷凍保存しておこうと思うのですが、0.22μmでの濾過滅菌をしなければいけないのでしょうか?なお、プラスミドDNAの溶出液はNovagenのトランスフェクションキットのプロトコールでは、TlowE bufferでとありますが、TE bufferではダメなのでしょうか?、

Bトランスフェクションの際、1% アガロース-培地混合液を作製する際、この培地には血清も抗生物質も加えても良いのでしょうか?トランスフェクション自体は、血清や抗生物質は入れないようにするかと思いますが、その後の3−5日の静置培養ではどちらも加えて行うようなので、その中間?の層はどうするのかなと思いまして。

C60mmのシャーレでトランスフェクションを行う予定なのですが、シャーレは乾燥したりしないのでしょうか?通常の培養は、T25フラスコで蓋を閉めて行っていましたので、その心配はしてなかったのですが・・。シャーレの側面にパラフィルムをまく等した方が良いでしょうか?
 
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(無題) 削除/引用
No.1450-6 - 2008/06/29 (日) 19:21:43 - DSC
@昆虫細胞は、一般にトリプシン処理が向いていないと聞きます。
下の方の指摘にあるように、単に培地にトリプシンインヒビターが
含まれていないことが理由かもしれません。
多くのプロトコールに指示されているとおり、私はスクレイパーを用いて剥離しています。
ガラス棒の先を細くしたものの先にシリコンゴムのチューブをかぶせた
自作ポリスマンでもよいそうですが、市販のスクレイパーを購入しています。
使い捨てはもったいないので、洗浄し、アルミホイルで包んで
オートクレーブ・乾燥して再利用しています。

AキアゲンのMaxi Kitで精製したプラスミドであれば、そのまま用いて大丈夫です。
Alkali-SDS法で抽出したものでも、途中にエタノール沈殿を経ているので
気にせずそのままトランスフェクションに用いています。
トランスフェクションにはNovagenのInsect Gene Juiceを用いています。
ふつうのTEに溶解したプラスミドを使っていますが、十分に導入されています。
(うちではBac-to-Bac Kitで得られた100 kb以上のバクミドを
トランスフェクトしていますが、TEで効率が低くなったりはしていません)

CCO2が不要なので大腸菌に用いるようなインキュベーターを28℃に合わせて使っていますが、
他の培養細胞用のCO2インキュベーターのように、
蒸留水を入れたバットをインキュベーター内に置いて加湿しています。
十分に加湿されるため、ディッシュで培養しても乾燥することはありません。
トランスフェクションの際に溶液が少ない場合も、大丈夫です。
(インキュベーターの機種によっては乾燥しやすいかもしれません)

(無題) 削除/引用
No.1450-2 - 2008/06/29 (日) 14:48:22 - ~
>1
別に室温でもトリプシン処理はできます。
(多少時間は長くなりますが)
気になるのでしたら、28度で処理してはいかがでしょうか。
昆虫細胞でトリプシンを使用した場合の注意点は、使用している培地に書かれていませんか?
http://catalog.takara-bio.co.jp/PDFFiles/B2730_DS_j.pdf

>2
プラスミド精製だけであれば、フィルター処理はいらないでしょうけれども、ここで聞いているのはトランスフェクション用のプラスミドについてですよね。
そのプラスミドの状態によっては必要になるかもしれません。
人によっては、トランスフェクション前に殺菌としてエタ沈し直している人はいます。
気になるのであれば、フィルター処理してもいいでしょうけれども、
収率やロスが気になります。

私ならばメーカーの推奨のEDTA濃度に従います。
どうしてもEDTA濃度を変更したいというのであれば、一度2種類のEDTA濃度で入れてみてはいかがでしょうか。
別にエタ沈し直せば、溶出の操作からやり直す必要は無いと思います。

>3
プラーク作成時ですか?
BacVector Transfection Kitsでは血清、抗生物質共に入れるところと抜くところが書かれていましたが、
http://search.cosmobio.co.jp/cosmo_search_p/search_gate2/docs/NVG_/700593.20040128.pdf
使用しているキットにはどのように書かれているのですか?
キットを使っているのでしたら、キットの推奨プロトコルをわざわざ変更する必要は無いと思います。

>4
昆虫細胞を入れるインキュベーターは世界で1種類しかないわけではありませんよね。
どの様なインキュベーターを使うのですか?
一度細胞抜きでディッシュをおいておけば、乾燥するかは分かると思います。

別に酸素濃度やCO2濃度が気になるほど変化することは無いでしょうから、
パラフィルムを巻いてもいいかもしれません。

昆虫細胞-バキュロウイルス トランスフェクション 削除/引用
No.1450-1 - 2008/06/29 (日) 08:17:19 - SF21
昆虫細胞、超初心者です。分からないことばかりで申し訳ありませんが、どれか1つでも回答いただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。

@バキュロウイルスでのトランスフェクションに向けて、昆虫細胞を培養しているのですが、T25フラスコやT75フラスコに付着させますと、なかなか剥れずに困っています。そこで、トリプシン-EDTA処理をしてみようかと思ったのですが、昆虫細胞は28度の培養なのに37℃でトリプシン処理していまっても良いのでしょうか?

Aキアゲンのマキシキットでプラスミド精製・抽出、分注して冷凍保存しておこうと思うのですが、0.22μmでの濾過滅菌をしなければいけないのでしょうか?なお、プラスミドDNAの溶出液はNovagenのトランスフェクションキットのプロトコールでは、TlowE bufferでとありますが、TE bufferではダメなのでしょうか?、

Bトランスフェクションの際、1% アガロース-培地混合液を作製する際、この培地には血清も抗生物質も加えても良いのでしょうか?トランスフェクション自体は、血清や抗生物質は入れないようにするかと思いますが、その後の3−5日の静置培養ではどちらも加えて行うようなので、その中間?の層はどうするのかなと思いまして。

C60mmのシャーレでトランスフェクションを行う予定なのですが、シャーレは乾燥したりしないのでしょうか?通常の培養は、T25フラスコで蓋を閉めて行っていましたので、その心配はしてなかったのですが・・。シャーレの側面にパラフィルムをまく等した方が良いでしょうか?

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