ご回答、有り難うございました。
>質問の日本語がおかしいので、意味をくみ取ってお答えします。
ご指摘の通りですね(苦笑)。
>もともとのタンパク量にもよりますが、刺激後5〜10分で消失(分解)するタンパクはいろいろあります。また、刺激後1時間もあれば、転写活性化ー>翻訳されるタンパクもたくさんあります。
恒常的に発現が見られるタンパク質で、無刺激の状態でもそのタンパク質を
イムノブロットにより確認できます。一旦刺激すると、速やかに消失し
一気にupregulateされてくる様な感じです。一時間以内でも転写翻訳が終了するのかがよくわかりませんでした。一時間以内で、転写、翻訳、提示まで行けるのであれば、こちらの事も考慮しなければ行けませんね。質問の趣旨は、この事を聞きたかったわけです。
>すなわち、この場合、転写活性化・翻訳活性化・タンパク分解抑制などあらゆる段階で制御されている可能性があります。
おしゃられる通りだと思います。刺激後転写の活性化が起こるまたは、通常Ubiquitin-Proteosome系で分解されていた物が、その系に行かずに提示されたという2つのどちらかだとは考えていました。そのどちらが優位なのか、検討したいと思います。
>「なんとなく」、このタンパクは絶えず合成・分解されていて細胞内では一定量を保っているが、刺激で一時的に分解が亢進したように思えます。
勉強になります。刺激により発現が一方的に上がる物だと思っていましたので、新鮮でした。勉強不足で済みません。もし良ければ、刺激で分解が亢進する場合としない場合(があればですが)の違いは、どこにあるのでしょうか?
>proteasome inhibotor (MG132:特異性が低いが安価,lactacystin)などを添加して刺激してみると良いかも。
考えてみたいと思います。
色々有り難うございました。 |
|