うる覚えですが、例えばコール酸ナトリウムはpH8程度で50%硫安に不溶だったとおもいます。更に二価カチオン(Mg、Ca)も溶解性を低下させます。あと、デオキシコール酸の場合は、KClでゲル化した覚えがあります。いずれの場合も、硫安の性質と言うよりは、化合物の性質がpHでどうなるかが、重要だと思います。硫安の性質としては、一部アンモニアが揮発していると、酸性化していることがあるので、pHを維持するために、適当なpH維持(緩衝液だったり、pH試験紙で計りながらNaOHを微量滴下)が有効な場合もあるでしょう。非イオン性の界面活性剤の場合、塩濃度上昇のため(?)、cmcが激減するので、不溶化することがあります。 |
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