>[Re:3] type2さんは書きました :
> DNAが長くなるほど、偽の転写因子を拾いやすくなるのかと予想できるのです
>が、実際はどうなんでしょうか?
確かにこれは考慮しないといけないですね。転写因子のコンセンサス配列は普通10bpsもありませんから(例外はあるようですが)その配列がカバーされていたらよいと考えると20bpsぐらいというのは理にかなった数字かもしれません。ただ、転写因子のコンセンサス配列周辺の配列は全く転写に関係ないとはいえないということを示唆しているデーターもあるようです。コファクターなのか、DNA構造的なものなのか、ヒストンの結合性やスペーシングなどのコントロールなのかと、推測するときりがありません。
ゲルシフトなどで解析をすでにしているのなら、20bpsぐらいでポジと出ているならそれで良いかもしれません。長いと考えるなら、ゲルシフトで最小限の配列を抽出するのも可能かと思います。プロモーター(エンハンサー)アッセイでも同様なことができますね。
具体的なこと示すのが難しいですが、一度その配列に含まれる既知の転写因子のコンセンサスを調べておけばストラテジーが立てやすいかもしれません。
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