この実験ではニューロンは死んでいいのですよね?
以前マウス新生児アストロサイトを培養していた時のプロトコールですが
生後24時間以内のマウス新生児から脳を摘出→DMEM(FCSぬき)中で待機
↓髄膜を除去
↓脳をメッシュ (300 μm) で透過(ゴムへらでつぶしながら)
↓0.25% trypsin, 2000 Kunitz units Deoxyribonuclease 1 含有 DMEM(FCSぬき) でインキュベート (37℃に温めたDMEM中で20分程度、時々攪拌しながら)
↓4℃, 2000 rpm, 10 min で遠心 × 2(FCSぬき)
↓メッシュ (53 μm) で透過
↓細胞を回収
↓10% FCS を含む DMEM 培地中で10日間一次培養 (37℃, 5% CO2, 95% air)
↓37℃, 120 rpm, 12~18 hしんとう(FCSぬき)
↓
↓1 mM EGTA 含有 PBS で細胞を懸濁
↓10% FCS を含む DMEM 培地中で5〜7日二次培養
FCSは非動化ずみ、一次培養はその後の振とうができるようにキャップボトル(二日に一回メディウムチェンジ)、二次培養でディッシュにまく
割と簡便な方法だと思います。
コンタミは、マウス脳摘出からの扱いが雑だと、普通の培養細胞よりは起きますが、丁寧にやれば防げます。 |
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