APさんレス有難うございます。
> 通常使われるBSAはFraction Vだと思いますが、SDS-PAGEでみると多かれ少なかれサブバンドがでますね。どれくらい多く出るかはブランドやグレードによって違いますが。サブバンドが気になるようだったら、高級品を使うと良いと思います。
いま使っているBSAもFraction Vの様です。サブバンドを完全になくすのは
やはり難しいでしょうね。
> 定量のスタンダードとしてはBSAのほかにIgGが使われますが、こっちの方が純度が高く、サブバンドがほとんどでないと思います。還元条件ではH鎖とL差分かれてしまいますが、分子量比が分かっているのでそれぞれのバンドのタンパク量は計算できるでしょう(1レーンで2点とれて便利かも)。
IgGはアフィニティー精製されているでしょうから確かにサブバンド
少ないでしょうね。各社のカタログで一度探してみます。
> もっとも、サブバンドの量は誤差の範囲だと思います。CBB染色ゲルの比色による定量自体、誤差が大きいのでそのなかに吸収されてしまうでしょう。
> CBBの誤差といえば、CBBの染色性はタンパク質によって(アミノ酸組成?)大きく違うといわれていますね。Bradford assayでもBSAとIgGでは検量線の傾きがかなり違います。
CBBは基本的にはペプチド結合と反応するために蛋白質毎のバラつきが
少ないと思っていたのですが、私の勘違いだったのかもしれません。
結局のところどの方法を使ったにせよ絶対的な量を知ることはかなり
難しいということですね。 |
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