takaさん貴重なご意見ありがとうございます。
非常に勉強になります。
<僕の理解ではIkBaが分解されてマスクされていたNLSが露出するとそこにimportin a/bが結合することができるようになり、すみやかに核移行するのだと思っています。
もちろんIkBaがはずれてimportinに結合するまでのわずかの時間はfreeのp65が細胞質に存在するはずですが、それが検出できるかどうかはわかりません。
→提示していただきました論文を拝見させていただきましたが、その中にもNF-κB dimers(p50/p65, p65 homodimer)はIκBからfreeになっている時に継続的に核内または、核外への輸送されており、p65のNESやIκBαによって、細胞質に輸送されることは可能となっています。よって、importin-αによって核内に輸送はすぐされるかもしれませんが、細胞質内に戻るものもあると考えていいのではないでしょうか?PPARγ投与によって何を促進、抑制しているかはわかりませんが、PPARγによって細胞質内への輸送が促進されるのではないかと思われます。どうでしょうか? |
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