>推奨される長さが400-1000bp
これはおそらくin vitro transcriptionの鋳型の長さのことででしょう。
これ以上、長くなると途中で止まりやすくなり、逆に短すぎると感度が足りなくなるおそれがあるということでしょう。伸長性と感度を両立するにはそれくらいがちょうどよいということですね。
>短いものの方がよいと書かれていたりします。
プロープの浸透性を高めるためには、100〜300 nt くらいの断片がいいという意味でしょう。長いプローブをそれくらいに断片化して使った方が、最初から短いプローブを合成して使うより感度が稼げるのは、おわかりですよね。
一分子のターゲットRNAにたいして、より広い範囲でプローブがハイブリし、それだけ標識がたくさんつくわけですから。
ターゲットRNAの発現量が非常に多いなら、最初から短く合成したプローブをそのまま使っても十分検出できることはあります。 |
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