大腸菌(BL21)を使用して目的のタンパク質の誘導と精製を試みています。
しかし、そのタンパク質はnativeな条件では不溶性区分に多くが存在しており、水に溶けにくいタンパク質である可能性が高いです。
現在は、Urea存在下変性条件のもとで、Niカラムを用いてタンパク質を単理離しています。そこでは綺麗に目的のタンパク質を単離出来ています。
しかし、透析膜を用いて1×PBSで透析を行うと、ほとんどのタンパク質が析出してしまいます。
論文では同じタンパクを精製する際、「塩濃度を高めたり、グリセロールを添加する」と記載されていますが、あまり効果が見られませんでした。
細胞にかけて使用するため、Urea、Tweenといった細胞に毒性のあるものはなるべく避けたいとこです。
私と同じように、「生物に使用するタンパク質で不溶性のタンパク質を、溶かすのにおすすめの条件」をご存知の方、いらっしゃいましたら教えていただけたらと思います。
よろしくお願いします。 |
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