既に指摘されているようにBL21は発現するときに使用するものです
endA+,recA+ですと遺伝子が抜け落ちたり、精製したplasmidが分解されたりし易いと思います(フェノクロ処理を即座にすれば大丈夫ですが)。
あと、気になるのは、「形質転換されていると思われるコロニーは10%くらいの割合で得られました」というところです。90%はベクターのセルフライゲーションということですか?コロニーの個数にもよりますが、あまりに多いというのであれば、ベクターの処理方法に問題があるようにも感じますが・・・。
私の経験では、BAP/ゲル回収を行ったvectorでセルフは10個程度、positiveは500〜1000個近いです。
それと、インサートがXhoI-XhoIのフラグメントですと、インサート自身のセルフライゲーションが増えますので、positiveクローンの割合はかなり激減します。さらに、逆向きのクローンも取れてきますのでチェックが面倒です。可能であれば2種類の酵素サイトを仕込むが良いですよ。 |
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