ビオチン標識オリゴヌクレオチドとストレプトアビジンアガロースビーズを使って、あるDNA配列に特異的に結合するタンパク質およびその複合体を取ってこようとしています。
電気泳動したゲルを銀染色して見ているのですが、ノンスペのバンドが多くて困っています。このノンスペのバンドはオリゴヌクレオチドではなく、ビーズ由来のものであることはわかっています。このような場合、プレクリアの段階で、アガロースゲルの量を増やせば、ノンスペのバンドは完全に消えるのでしょうか?それともそのような単純な話ではないのでしょうか?
washは可溶化バッファーと同じもので三回行っています。タンパクの複合体を見たいので、washの条件をあまり厳しくしたくないと考えています。
このような経験のある方がいらっしゃれば、アドバイスをお願いいたします。
おおまかなプロトコル
whole cell lysateにストレプトアビジンアガロースゲルを加えてプレクリア
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上清にビオチン標識オリゴヌクレオチドを加える
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ストレプトアビジンアガロースゲルを加えて、DNA結合タンパクを落とす |
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