実はわたしも、colony PCRってあんまりやりません。
培養してプラスミドをとってスクリーニングします。
歩止まりの良さそうなクローニングなら、6コロニーくらい拾って
いきなりAlkai/SDS, 塩析、EtOH pptで精製して、制限酵素消化、電気泳動でチェック、OKだったやつ残し、必要があれば、Phenol/CIAA抽出、PEG pptあるいは、カラムにかけてさらに精製して使います。
PCRでチェックしてから培養を始めてプラスミド精製だと、かえって二度手間、よけいな時間がかかるくらいです。
歩止まりが悪そうだとかで、多検体をチェックする必要のあるときは、
48コロニーとか96コロニーくらい拾い、Eppen. tubeに0.5 mL程度の培地に接種しキャップをして振盪培養、それをそのままbioling methodに持って行って、one tubeでプラスミドをとってチェックします。
9時5時ではちょっと無理ですが、朝一番に培養を仕掛けて、夕方くらいから精製を始めると、その日のうちにチェックするところまでいきます。
この場合は、収量も純度も不十分なので、あたりのクローンを選んで培養、精製し直します。
まあ、最近ではプラスミド精製はキットを使ってしか、やったことがない人、やらないラボなんかもあって、スクリーニングにキットを使うなんてもったいないという発想からコロニーPCRで、と思っているのかもしれませんが。 |
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