http://www.fermentas.com/techinfo/nucleicacids/mappuc1819.htm
5'-terminal part of the lacZ gene encoding the N-terminal fragment of beta-galactosidase (source - M13mp18/19). This fragment, whose synthesis can be induced by IPTG, is capable of intra-allelic (alfa) complementation with a defective form of beta-galactosidase encoded by host (mutation lacZDM15). In the presence of IPTG, bacteria synthesise both fragments of the enzyme and form blue colonies on media with X-Gal. Insertion of DNA into the MCS located within the lacZ gene (codons 6-7 of lacZ are replaced by MCS) inactivates the N-terminal fragment of beta-galactosidase and abolishes alfa-complementation. Bacteria carrying recombinant plasmids therefore give rise to white colonies.
実際にpUCにのっているLacZは全長ではなくフラグメントです。で、この遺伝子上にマルチクローニングサイトを置いています。理想的にはこのマルチクローニングサイトにほかのDNA断片を入れると、活性をもったLacZが合成できないため(ストップコドンが入ったり、長いアミノ酸配列によるN末とC末の分断)ブルーセレクションができる大腸菌でもLacZ活性がなく、白になるという仕組みです。
活性をもったLacZと書きましたが、LacZは全長ではなくフラグメントとも申し上げています。意味するところはこのフラグメントだけであると、活性は生じません。大腸菌が、それを補足できる残りのフラグメントを発現してないといけません。たぶんブルーセレクションできる大腸菌とそうでない大腸菌があるのはお気付きになっているかと思うのですが、、、
Em耐性は貴方がどの様に遺伝子を挿入したか、などに依存します。
"アミノ酸配列をコードする部分を大腸菌が持っているプラスミドを持っている = 発現する(耐性になる)"ではありません。 |
|