個人的にはSal IはPCRフラグメント末端につけたくないですね。片側4塩基延長しても2時間の処理で10%ぐらいしか切れませんし。ただしそれでもやられる方はいるようですが。どうしてもという時は確かに1度ブラントかTAでクローニングベクターにほりこんでから切出しでも良いと思います(安全策として、直接ほりこむのと同時にやればいいかと思います)。SalIを使うとして私ならプライマーは30前後にして、真ん中あたりにミスマッチの状態でもいいから配列をおくかもしれません。
PCRの末端は、切れないことがある程度想定されますので、末端が燐酸化されたプラグメント(燐酸化したプライマーでPCRするかPCR後燐酸化、末端は平滑であることが必要)をライゲーションし、フランメントが直鎖状につながったコンカテマーを作成しそれから切るというのも選択肢です。 |
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