私もこれまでCaspaseの遺伝子発現量が刺激により変動すると言う話は目にしません。理由は幾つかあるかと思いますが例えばある刺激でCaspaseの発現が低下したとして、ではどの程度発現が低下すれば抵抗性になるのか?というのは難しいのではないでしょうか。個人的には少しでも残っていればアポトーシスを誘導する(表現する?)速度が遅くなるかもしれませんが結果的にはやはりアポトーシスを起こしてしまうように思います。
例えばsiRNAの投与量を振って、caspaseの発現量をコントロールし、刺激でアポトーシスがどのように(アポトーシス誘導の強弱、経時的な解析)なるか評価してみてはいかがでしょうか。
或いはそのような論文があったかどうか記憶が定かではないのですが、Caspaseのノックアウトマウスの論文で、heteroとhomo,wtでアポトーシス抵抗性を見ている論文は参考にならないでしょうか。 |
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