そもそもIL10産生をIL10依存的と仮説を立てる実験結果はあるのでしょうか?
例えば,ある刺激でX細胞のIL10産生上昇が認められた。その際、Y細胞においても
IL10産生の上昇が認められたなど。
抗IL10抗体を使わずとも、リコンビナントIL10の添加実験(Y細胞のみの状態で添加する)
などでIL10依存的か否かある程度判断できると考えます。
私の勉強不足かもしれませんが、IL-10がオートクライン、パラクラインに作用し,
IL-10の産生を誘導するなどの話は聞いたことがないですね。
> 本当に初歩的な質問になってしまうんですが、”IL-10がIFN-γを抑制する”ということでanti-IL-10抗体添加でIFN-γが上昇すれば抗体の活性は大丈夫といえるんでしょうか?
何を持って、このように言っているのかがわかりません。対象とする免疫細胞では、
このようなことが論文で報告されているのでしょうか。
最初の方の質問から推測するに、ThのTh1,Th2への分化などを観察されているのでしょうか?
サイトカインは、対象とする免疫細胞により働きが異なりますので注意が必要です。 |
|