当研究室は特殊かもしれませんが参考までに。変わった部屋ということで。
カビは、どうしてもインキュベーターの庫内に発生しがちです。
年に二回は掃除をされるのがいいのですが、なかなかでいないのが現状です。
でも、カビは胞子が舞い始めてしまいますと、培養そのものが成り立たなくなってしまいますし、
大事な実験がコンタミでおじゃんになるのはさけたい事もあり、以下のようにしています。
庫内の部品は大概のものはすべて取り外しができます。
外せるものはすべて外し、流しで洗剤をつけで汚れやカビをきれいに洗い流します。
乾燥させた後に、すべての部品(乾熱に耐えれるもの)を乾熱滅菌します。
乾熱に耐えられないものは、エタノールで除菌(滅菌)処理します。
庫内は、大概の面がフラットになっているので、エタノールで清掃しやすくなっています。
きれいに、エタノールで拭き取ります。
乾熱が終わった後、組み立てます。
このくらいはしないと、隅に入った菌糸は取り除けません。
ここまですると、カビに対しても一年はなんとか持ちますが、半期に一度が無難です。 |
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