ゲノム釣りの最大の特徴はターゲットが目視できることですので、ゲノ子さんのおっしゃるとおり目で確認しながら操作すれば絶対に失う事はありません。
モヤモヤした状態のゲノムは粘性が高いので、釣り上げに使うチップの先端のカット面(よく見ると粗造になっていますよね)にくっついて離れにくくなる事がしばしば起こりませんか。私は、浮遊している状態のモヤモヤゲノムをチップの腹の部分(ここは表面がつるつるしてくっつきにくい)でチューブの壁に押しあてて潰します。水分を絞り出すような感覚です。するとゲノムは次第に透明感が無くなって粘着性も低下します。そうしたらチップの先端で引っ掛けて洗浄用の70%エタノールに移します。こうすれば失う事はないですよ。ゲノム量が充分あるならAPさんのようにキャピラリーグラスを熱加工してフックを作るとよいと思います。ゲノム釣りはビジュアル的にも楽しいし、学生実習にもってこいですよね。 |
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