ずいぶんながらく情報検索をしていましたが、有用な情報を見つけました。
・やはりプラスミドバンドと同じ位置にくる多糖は存在する。
・普段より多めの量の CsCl (Final 1.73 g/ml) を入れ、
エチブロをごくごくわずか(Final 0.7 ug/ml)入れて超遠心することで
Total DNA と 多糖とが分けられる。
普段より濃い CsCl なので析出に厳重に注意する。
・超遠心後、多糖は diffuse non-fluorescent band となってチューブ上部に見える
(情報が少なくて私はまだイメージできていない)。
・多糖を避けてDNA画分を取り、適切な CsCl およびエチブロ濃度にして
もう一度超遠心し、ゲノムDNAとプラスミドDNAを分ける。
という方法があるようです。
あと、キアゲンカラムは多糖の分離には強い、と記述してあります。
私の場合なら、超遠心で分離してきたプラスミド(+多糖どっさり)を更に
キアゲンカラムで精製することで多糖が除けるのかもしれません。
とりあえず超遠心×2法を試してみようと思います。
出典は・・・論文ではなくマイナーな実験書です。
書籍名を書いてしまうと所属がばれてしまいそうなので、
万一必要な方がいらっしゃればメールを受け取れるようにしておいていただければ送ります。
無粋ですみません。
もはやひとりごとになってしまってますがご容赦を。 |
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