あまり詳しくないのですが私がわかる範囲で。
以前RNAの熱処理について調べた事があったのですが、RNAは物理的にも分解されやすいもので、熱処理温度も65℃数分(時間は忘れました)くらいが限界のようです。
でも今調べたら「Heat the mixture at 70°C for 10min.」というプロトコールもあるようですね。。。
ノーザンの結果が同じというのはマーカーを基準にして分子量が全く同じって事でしょうか?
熱変性しなくても結果が全く変わらないのが事前にわかっていればいいと思いますが。なかなかそういうことは少ないと思います。
RNAは高次構造を取りやすい分子ですし、熱処理→急冷によって高次構造が妨げるので、泳動距離やプローブとのアニーリングを考えるとやることにこしたことはないと思います。
そんな面倒な作業でもないですし。
ローディングダイを混ぜてから熱処理するという商品もあります。
2X RNA Loading Dye Solution
Composition
95% formamide
0.025% SDS
0.025% bromophenol blue
0.025% xylene cyanol FF
0.025% ethidium bromide
0.5mM EDTA. |
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