通常リガンドのような分泌タンパクは培養上清に放出されますが、細胞のみを可溶化しただけでも検出は可能かと思われます。タンパクの強制発現下でなく内在性のタンパクを検出していて、タンパク濃度が低いのであれば、24穴ではなくもっと大きなplate(例えば6 cm や10cm plate)で培養して500マイクロリットルくらい(更に濃いサンプルを調整したいのであれば、もっと減らしても良いかと思います)のlysis buufferでlysisしてみてください。このサンプルのうち出来るだけ多くアプライすれば見れるかもしれません。目的のタンパクが核ではなく細胞内に存在しているのであれば、RIPAで行なう必要はありませんので、一般的なlysis bufferで対応できるかと思いますので、皆さんの投稿でのStrataCleanも使えるかもしれません。良い抗体があるのであれば、細胞にしろ、上清にしろIPは良いかもしれません。 |
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