これはATPaseですね。
主な可能性はみっつ考えられます。ひとつめは、ADPによる阻害。
ふたつめはプロダクトによるフィードバック阻害。
みっつめは、単純にATPが枯渇して活性がみえなくなったため。
ATPを追加して活性がでるようなら酵素が死んでると考えるのは
不自然かなと思います。
ADPによる阻害ならば、ADPを酵素反応液に加えていくと、いま
おこっている現象のATP濃度あたりでガツンと阻害がかかるはずです。
Kmの周りで活性を計っているということは、酵素のカイネティクスを
とっているのですね。それならば、5分程度あたりの安定したところで
値をとっても問題ないと思いますよ。
もしも、酵素活性で酵素の定量をしているのならば、
飽和させたほうがいいかなと思います。Km周辺では、基質濃度での
酵素活性のブレが大きいので。 |
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