手技をマスターすれば、マウスには負担をほとんどかけません。
急速静注すれば当然、心拍数等が上がりますが、約10分程度で元に戻ります。
ただ、肝臓の状態はうっ血したような状態になり、正常とはいえませんが。
また、私の経験上、脾臓、腎臓などには導入されず、肝臓に効率よく導入されていました。
肝臓に特異的に導入するのであれば、他には門脈から直接注入する方法などがあります。
もし、手元にあれば、メディカルドゥ社の「ウイルスを用いない遺伝子導入法の材料、技術、方法論の新たな展開」を参考にすると良いかもしれません。 |
|