>miniprepのものと比べるとmaxiの方がtransfection効率が低いのです。
maxiの方が不純物の持込が多くなるのか、
メーカーの指定した精製だけでは、DNA溶液が濁る場合がありました。
そのため、maxiの後にもPCI処理しています。
その際に、界面上に白い沈殿が見られていますので、
何らかの不純物(たんぱく質?)が除ききれていないようでした。
>PCI
フェノール:クロロホルム:イソアミルアルコール=50:49:1です。
フェノール:クロロホルム=1:1でもあまり効果は変わらないように見えます。
>収量
収量は100%ではないと思いますが、50%までは落ちないと思います。
50%回収できるのでしたら、カラム2本分を回収すれば、
使い物になる精製度のDNAをカラム1本分回収できる計算になりますね。 |
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