ものすごく細胞内でabundantな
タンパク(ヒストンとかアクチンとか)なら
bradfordとかでも測れるのかもしれませんが
通常の細胞内ほとんどのタンパクの場合、
哺乳類の10^7細胞数ぐらいから精製したものでもナノオーダーレベルであるのに対して
Bradford assayとか蛍光レベルで測定するものや
nanodrop,Qbitとかでも、検出レベルはいまだにマイクロオーダーからセミマイクロレベルですから、まあまず、無理でしょう。できたら楽なんでしょうが。
IP buferの影響については、
界面活性剤が入ってればBradfordは影響たしかに受けますが
まず、そういうレベルの問題ではないです。
細胞数を100倍から1000倍ぐらいに
増やしてやれば決して不可能ではないですが、普通のラボでは無理でしょう。
現実的だし割りとやられてる方法は、やはりWesternとかの検出法のほうが
圧倒的に高感度なので、
既にタンパク量がクリアにわかってるスタンダードのタンパクを用意して
(大腸菌やバキュロなどで合成精製し定量しておく、
あるいは誰かにもらったり買うなりして)
希釈してstandard curveを引けるようにして、同時にIPしたものと一緒に流して、Westernとかして全部検出してstandard curveからIPしたものを定量するパターンでしょうか。
あとは下のかたがおっしゃてるように銀染色とかでできる場合もありますが
通常は、見えるかどうかギリギリのレベルです。 |
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