引用されている書き込みをした本人です。
Tris bufferの濃度の違いは問題になりません。ちゃんと切れます。
どうしても100 mMにしなければ気持ち悪いというなら、NaCl溶液を用いて塩濃度を調製します(私も、本当はこう習ってそうしていたのですが、今では、出来るだけあるものを使って間に合わせよう、有効利用しようという方向で、、、)
例えば、
10 uL system, L, SacIで消化→1 uL 10xL, 1 uL 1 M NaCl, XbaIを加えddWで20 uLに調整
これまでも何度か主張してきましたが、至適バッファの違う酵素を、一つのバッファで妥協して同時に消化するというのは、多少時間を節約できるというだけで、切れない、スター活性がでるなど(しばしば致命的な)デメリットの方が大きいです。
単一のバッファで一時間二重消化するのと、別々のバッファで連続的に一時間ずつ消化するのとでは大して手間も時間も大して変わらんでしょう。むしろ、スター活性や切れ残りがダウンストリームの実験の妨げになって手こずったり、やり直しになったりするほうがよっぽど疲れます。 |
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