No.4287-TOPIC『大腸菌が持つプロテアーゼ』の続きになる質問なのですが、よろしくお願いします。
現在、大腸菌Rosetta(DE3)で真核生物由来のタンパク質を発現させ、封入体として発現産物を得ました。
その発現産物(未精製)のSDS-PAGE解析の結果、アミノ酸配列から推定したタンパク質分子量(72 kDa)よりも約10 kDa低い約65 kDa付近にバンドが検出されました。
以前はプロテアーゼの事に関してご指摘頂いたのですが、
今度は『翻訳停止』の可能性に関してご教授頂きたいと思います。
mRNAが不安定であることや、コドンの使用頻度の問題により翻訳がうまく進行しなかったのではないかという考えを持っております。
私の研究室の助教授が、以前、このような内容が記された論文を見たことがあるとを助言頂いたので、気になってしょうがないのです・・・
そこで、「大腸菌による異種タンパク質の発現で、翻訳停止により完全長のタンパク質を得ることができなかった」というような論文をお知りの方は是非教えて頂きたいと思います。
キーワードに『premature translation termination』とか挙げて調べているのですが、なかなか見つからず、困っています。
よろしくお願いします。 |
|