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refolding時のタンパク質濃度 トピック削除
No.4352-TOPIC - 2007/06/05 (火) 16:41:01 - あかね
別のスレ(4339, 封入体の可溶化方法)の続きなのですが、
大腸菌で発現させたHis-tagタンパク質を変成条件化(6 M Urea)でメタルレジンを使って精製してきました。精製効率はかなり高く、ほぼ単一なバンドとして検出されます。
その後にrefolding操作をおこなおうと思っています。
Imidazolで要出した画分を, 2.5 M, 1.25 M, 0.6 M, 0.3 M, 0 M Ureaで透析しようかと思っています。
そこでrefoldingの際のタンパク質の濃度は重要ですか?
今はおそらく1mg/ml程度になっています。
あまり濃いすぎると凝集してしまいますでしょうか?
サンプル溶液にはfinal 0.1 %のTritonXが入っています。
 
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(無題) 削除/引用
No.4352-3 - 2007/06/06 (水) 10:44:00 - 純ココア
refolding時のタンパク濃度は重要だと思います。
モノによりけりですが、1mg/mLだとアグるかもしれません。

ご存知かと思いますが、抗凝集剤としてArgは非常に有効です。
0.5-1Mくらいの濃度で入れると凝集が見られなくなることがあります。

タンパク濃度 削除/引用
No.4352-2 - 2007/06/06 (水) 00:12:37 - 007
あかね様

今回、Urea濃度を下げて行く段階でアグリゲーションが起こってしまう可能性がありますね。僕はアグリゲーションが認められたら、その時点でサンプルを一部抜き取って、遠心後、上清のタンパク濃度を測定しています。
この作業により、少なくとも変性剤存在下でのセーフティーなタンパク濃度を知ることができます。次回の精製はこの濃度以下からスタートします。
さらに、遠心後のペレットは、SDS-PAGE(還元剤+,-等)で解析しています。
アグリゲーションが解消される条件があれば、アグリゲーションのメカニズムが推察でき、bufferの改良につながります。
これらの情報は、次回の精製を飛躍的に向上させてくれるでしょう。
頑張って下さい。

refolding時のタンパク質濃度 削除/引用
No.4352-1 - 2007/06/05 (火) 16:41:01 - あかね
別のスレ(4339, 封入体の可溶化方法)の続きなのですが、
大腸菌で発現させたHis-tagタンパク質を変成条件化(6 M Urea)でメタルレジンを使って精製してきました。精製効率はかなり高く、ほぼ単一なバンドとして検出されます。
その後にrefolding操作をおこなおうと思っています。
Imidazolで要出した画分を, 2.5 M, 1.25 M, 0.6 M, 0.3 M, 0 M Ureaで透析しようかと思っています。
そこでrefoldingの際のタンパク質の濃度は重要ですか?
今はおそらく1mg/ml程度になっています。
あまり濃いすぎると凝集してしまいますでしょうか?
サンプル溶液にはfinal 0.1 %のTritonXが入っています。

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