私も専門外ではありますが、確かに「危なっかしい」感じのする技術の様な気がしますね。
目的分子をラベルして観察するとして、高純度に精製して細胞外でラベルするなら兎も角、細胞上・内にあるものをそのままラベルする場合、他のoff-targetの分子がラベルされてしまう危険性が常にありますから。
抗体を使うのが今日では最も高特異性なのでしょうが、それですら100%ではないですからね。
「本当にラベルされて観察されているモノが目的分子なのか?」というのは厳密な証明は難しいような気がします。どうやって解決されてるのでしょうかね? 結局は多くの分子を「1分子観察」して挙動を統計的に処理するのでしょうか?
ただ、抗体にしろ金コロイドにしろ、かなり大きな物ですからそれが着くことが、その分子の生理的な挙動を乱してしまう危険性もあるわけですよね? この辺もどうやって解決するのか興味があるところです。 |
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