経験上、2,3回くらいなら容易だと思います。それより多くなるとものによっては出来る、くらいでしょうか。
簡単なのは、沸騰した水、または0.1%SDSに入れて、冷めるまで放置するという方法です。
私はこのところDIG, 化学発光でやっていますが、この場合、deprobingは75% formamide/10 mM Tris-HCl (pH 8.0)/1%SDS, 68℃、30 min 2回を常法としています。
でも、どうしても完全にはdeprobe出来なかったり、blotの劣化ということは起きますので、あらかじめどういう転写産物が検出されるかということが分かっているなら、シグナルが弱いものから、また産物のサイズがなるべく重ならない組み合わせでprobingする、といったことを考慮します。産物のサイズが重ならないなら、同時にprobingするのも手です(たとえば目的のターゲットのprobeとinternal control用のprobeなど)。
RI probe(32P)でdeprobeが完全ではないときは、放射活性が減衰するまで待つのもありです(気が長いですが)。
〜さんの、non-charged membraneではdeprobe出来たけれど、chargedでは出来なかったというのは、おそらくnon-chargedではprobeだけでなくブロットされたRNAごとはがれていっているのだと思います。 |
|