>IP中に、sonicated salmon spermを大量に混ぜることを考えているのですが、効
>果的でしょうか?もちろん、protein G agaroseの溶液中にはsonicated salmon >spermが入っているのですが、足りないのではないかと考えている次第です。
おそらくほとんど効果はありませんね。
慣れてる人とかだとそもそもpre-clearのstepとか
spermDNAはいらないという人もいるぐらいですから。
対処法年としては
1.クロスリンクの時間を変えてみる
2.IPにかけるサンプルの量を減らす
3.Wash bufferの組成をよりstringentなものや、洗う回数を増やす
4.Primerをずらしてみる。
などでsignal/backgroundの比が高くなり改善されることはあります
正直、ChIPやってるひとはこの問題に必ず悩まされるものなので
有る程度は致し方ない部分はあります。
人によってはChIPというのは結合が極めて強いlocusしか検出しておらず
弱いものや一過性の結合は技術的に不可能だということで
新しい技術を模索する動きもあるぐらいなので、有る程度はそこを考えておく必要はあります。 |
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