私の経験だと、シーケンスプライマーの配列で結果が大分変わる事があります。又はPCRプライマーの5’端にプラスミド用のシーケンスプライマーをつけるのもよく聞く方法のひとつです。ただし私の場合PCRプライマーとの相性が悪かったらしく上手く増幅出来ませんでした。
鋳型を1本鎖DNAにすると感度と精度が大幅に向上します。私がやっていた頃はファージを使っていましたが、今ではビオチンーアビジンカラムやヌクレアーゼなどを使ってPCR産物からダイレクトに一本鎖DNAを作れるようです。昔の事なので今は違うかも知れませんが、クローニングして繰り返し配列を読んだ際はサイクルシーケンスもうまくできなかったような気がします。プライマーと鋳型の比率もいじったほうがいいかもしれません。一度、ダイレクトシーケンスの条件決めの実験をしたほうがいいでしょう。 |
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