masaさん
HepG2細胞を最近まで使用していました。たしかに、LipofectaminやFugene6では導入しにくい印象がありました。以前、私はHepG2細胞にsiRNAをLipofectaminRNAiMaxで導入した経験があるのですが、そのときに行ったReverse Transfectionという方法をお試しになられたらどうでしょうか?この方法ではsiRNAは80%以上の効率で導入できました。以来、私はこの方法をFugne6やFugeneHDに応用して、siRNAではなく発現プラスミドを導入しています。この方法の利点は、細胞をまく前に試薬を調整するので、従来の方法に比べて一日早く実験に使用できます。また、細胞に導入する際に細胞のコンフルエント具合を気にしていましたが、細胞が定着する前に試薬を加えるので効率が上がりやすくなると考えています。プロトコールはLipofectaminRNAiMaxの説明書に書いてあります。 |
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