>でAの値は1日目3、2日目0.4、三日目8
>Bの値は1日目9、2日目1.16、三日目24.4ってな具合です。
このデータは例として作られたもののようですから、実際のデータで上手くいくかどうか分りませんが…。
少なくともこのデータでは、「2群の平均値の差」の検定としてt検定あるいはpaired-t検定を行うと、差が6, 1.12, 16.4とバラバラですから、nをものすごく増やさねば有意差は得られなくなりますね。
一方、比をとると3, 2.9, 3.05でほぼ一定ですから、やはり比>1であるかどうか、という検定をするのが良いように思います。
Excelの分析ツールで基本統計量を求めると、平均2.98、95%信頼区間2.79〜3.17で、1を含みません。これは危険率5%でB/A≠1(A≠B)であることと同値です。ただし、t分布に従って検定するには母集団が正規分布することが前提ですので、分布に自信がなければノンパラメトリックのWilcoxon検定を使った方が良いのか?統計ソフトによっては一変量の平均値の検定、信頼区間の算出がパラメトリック、ノンパラメトリックいずれも可能なものがあります。
さて、やっていることは変ではないと思うのですが…(現実のデータがほぼこんなものでしたら、検定してもしなくても、画像から有意差あり、と判断するでしょうし)「何検定?」と聞かれると、ちょっと(^^ゞ
私はJMPを使いましたが、JMPの画面表示からはt分布に基づいていればt検定、ノンパラならWilcoxonの符号付順位和検定…です。 |
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