千さん
>私は、組織を傷つけないよう、パラフィンのみの部分に小さな穴を開け、スライドガラスを軽く振るか、キムワイプなどで水を吸い取ります。
そして、40〜50℃に設定したパラフィン伸展器上で20分程度乾燥させてから、パラフィン溶融器に移してます。
パラフィンとスライドガラスの間の水については、研究室のテクニシャンのかたに注意をされていたので、これは私もやっています。10-20μmだとこれでかなりはがれにくくなるようです。30μmでは効果は微妙ですが。
>室温保存の切片については、数日以上室温に置いたものを普通に脱パラすると、かなりはがれやすいように思います。ですが、室温・数日以上保存の切片についても、脱パラ前にもう一度、パラフィン溶融器に1時間程度入れ、パラフィンが再び固まらないうちに脱パラすることで多少はがれにくくなります。
なるほど、パラフィンが固まらないうちに脱パラするといいんですね。一回冷ましてからかと思ってました。今日、余っているベクタボンスライド切片でちょっと試してみます。
Eireさん
>染色後の切片は平たい絵筆ですくってスライドグラスに載せますが、破れたりはしていません。腔所が大きな割合を占める組織(胎生期の終脳など)を扱うときは注意が必要ですが、実質で占められているような組織については大丈夫だと思います。
結構丈夫なんですね。万策つきた場合はFree-floatingを試してみます。染めないことには結果も得られないので...脱落するのが絶対にはずせないControlなのが痛い。
千さん、Eireさんありがとうございました。 |
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