マウスの新鮮胚をOCTで包埋し、切片を切ってin situを行っています。
問題はAP発色の際に切片のOCT部分がバックグラウンドとして発色してしまうことです。
手順は以下の通りです。
1)16umの切片を作製
2)2時間ほど風乾
3)4% PFAでfix
4)PBSで5min×3の洗浄
5)RT,数時間プレハイ
6)72℃, O/N ハイブリ
7)wash
8)BCIP/NBTで発色
おそらくOCTをwashする前にPFAでfixしているのが問題なのではないかと思い、潅流固定した
切片でpost-fixをせずに行ってみましたが、それでもやはりOCT部分が染まってしまいます。
ちなみにスライドグラスはMASコートを用いています。
wash時間を長くすれば解決しそうな気もしますが、一応実績のあるプロトコルに沿って行って
いますので、ほかに何か問題があるのかと思い、皆様に解決法をお聞きしたく、
投稿させていただきました。
何かお気づきの点がございましたら御指南下さい。 |
|