自分もGatewayは常用しています
今となっては手放せない素晴らしい技術だと思いますが
使い始めた当初に驚いたのが
InvitrogenのSequenceデータが間違いだらけだということです
kさんのおっしゃられている配列もそれだと思います
例えばdestination vectorを作るのに必要なRfAも
最初と最後の組換え配列の部分にミスがあります
(今もまだ直ってないのかな?)
ちなみに当時Technicalに電話して質問をしましたが
本国に問い合わせるから2週間くれと言われたまま返事はありませんでした
始めは自分のだけこういうLotに当たったのかと思っていましたが
Blastをかけるとそれで登録されているVectorのSeqが沢山ヒットしました
他にもVectorのSeqが間違っている事はInvitrogenの場合沢山あります
Sequenceに関してですが推奨Primerもかかりが悪い事が多いようで
当時確かSeqが間違っているものもあったように思います
今では推奨Primerは試すこともせず使用しません
モノが確かにできていて、クローニングしたものにかかり難くなる要因がないのならば、自分できちんと設計すればあっさりかかってくれるはずです
エントリーベクターに極小さい配列を入れたときなどはPCRのかかりが悪くなるようですが、自分はPCR前に98℃で10〜20分と長めにボイル後、氷冷したものをすぐに使ってPCRの伸長反応を3分にすれば問題なくよめています
でもこれは基本的にエントリーベクターでの話で
組換え後はSeqPCRは楽にかかるようになるという印象でした
組み換え後に一応全てSeqしてきましたが、
Seqが変化している事はありませんでした
自分の場合100%完全に組換えが起こっています
但し、1時間では反応中間体のようなものが得られる事があったので、反応時間は25℃2時間にしています
自分は古いverで、今の新しいのはよく知りませんが
組換えでDestination vectorを1 cutするのが削除されたりと変更があったようなことは聞いています
自分が試した限りでは、5kb程度なら問題ないですが
10kb以上のものは1 cutしたほうがかなり組換え効率が良くなる印象です
自分が分かるのはこのぐらいです |
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