大腸菌からHisTag付き組換えタンパクをIMACで精製後、どのように混入してくるエンドトキシン、つまりLPSを除去していますか?
エンドトキシン除去フィルターを用いて除去を試みましたが低タンパク吸着フィルターというのに精製した半分以上のタンパクがフィルターに透過後に消失していました。精製タンパクがもともと低濃度であることも結果的に消失率が大きい原因だと思いますが。
透析でエンドトキシンを除去することもありますが、やはり半分近くの精製タンパクがその過程で消失することがあるそうです。
次回、エンドトキシン除去フィルターを使用する前に400ug/mlBSA1mlを流し、その後5mlのbufferで洗浄してから精製タンパクを流してみるつもりです。
BSAにより非特異的タンパク吸着をあらかじめ防ぐ一方、BSAなら多少混入しても問題ないと考えるからですがいかがでしょうか? |
|